電験ガチ勢がエネ管で嵌る落とし穴’三選’
アウル です。🦉
このブログは資格系ブログなことをすっかり忘れていました。久しぶりに資格ネタ。
電験とかなり内容が被る資格として「エネルギー管理士(電気)」の試験があります。
一度の勉強で二つの資格…一石二鳥というわけでともに受験する人も多いとかと思います。なわけですが、受験料が17,000円でかなり高いので出来れば少ない回数で合格したいところ。
というわけで電験ガチ勢が安易に似たような問題だと思いエネ管の勉強をそれほどせずに受験してしまった時の'落とし穴'についてまとめます。
①エネ管の法規の問題は電験と全然違う。
当たり前なんですが、法規の問題が全く電験と違います。この科目は0からのスタートと考えて重点的に勉強する必要があります。
攻略法
→過去問10年
ひたすら過去問周回するのが一番早いです。法規の計算問題は易しいので電験の方ですでにガチ勉しているひとは問題ないかと。語句の選択問題は毎年似たような問題が出ます。10年分やればだいたいカバーできます。
あとそれとは別に表を書いて覚えてほしいのが、エネルギーの使用量(㎘)によって変わってくる、選任されるエネルギー○○について。そしてどの事業所が計算にに含まれるか。
これは毎年でるのでしっかり押さえておきたいところです。
②電力応用も結構違う!
ここにも罠があります。半分くらいは電験でカバーできますが、残りは初見かもしれません。なので勉強時間としては
法規:電力応用:他2科目=6:3:1
くらいで電験でカバーできない部分も中心に勉強していきましょう。
この科目は4題出題されます。
・電力応動から2題 →電験ガチ勢なら問題なし
・4題から2題を選択→これがいずれも電験とは違った知識が必要な問題
(電気加熱、電気化学、照明、空気調和)
電験ガチ勢としては優先順位は
電気化学>照明>電気加熱>空気調和
になると思います。
電気化学は高校化学レベルで比較的易しいです。忘れていることも多いので復習は必要です。
照明は電験にもありますが、それよりも難易度は上がります。sin,cosも出てきて計算も他よりはやや歯ごたえがあるので練習しておく必要があります。
電気加熱も照明が難しかった時に備えて勉強しておくといいと思います。こっちは計算は楽なんですけど覚えることがそこそこ多いです。
空気調和は馴染みのなさが半端ないので戦略撤退がおすすめです。
③エネ管の試験の時期が電験の一次と近い
エネ管が8月初め、電験が9月初めになることが多いです。今年度(2019)は8/4と8/31でした。ひとつき切ってます。来年はもっと近いという噂があります。年単位でのスケジューリングが必要になってきます。試験慣れすることが電験にプラスになることもあるのでポジティブにとらえて計画を立てればなんとかなります。ただ7,8月の残業は減らしたいたいところです。