マウンティング自慢おじさんについての考察
お久しぶりです。
アウルです。
社会人になって驚いたことの一つが表題の「マウンティング自慢おじさん」に多数遭遇したことでした。
それについて入社してもう何年もたちましたが考えてみました。
1.そもそも
幼少期のころ、学生のころの時のことを思い出してください。自分のことを高く評価し、周りを蔑むような発言をしていた人は居たでしょうか。
思い返してみると、少しいたように思いますが例外なく遠巻きにされていました。
そうです。10代に同級生カルチャーの中では「露骨で稚拙なマウンティング」というのは排除されるべきものでした。巧妙で一見わかりにくのはあったかもしれませんが。
2.そして社会人
入社してみて驚いたのは、50代くらいのベテランが平気で新入社員にマウンティングしている様子でした。「こんなことも知らないのか」と。正直衝撃でした。そりゃ知らんがなと。冗談で言っていると思っていましたが実は本気のようでした。出来の悪い後輩でコマッチャウナーのテンションでそれは社内でそれほど違和感のない普通のやりとりとしてそこに存在していました。
3.なんの意味が…?
どうしてそんなことが起きているのか。当時の私は「人を攻撃するのが好きなサディスト」もしくは新入社員などのあまり知識がない状態である人の立場を想像できない「相当共感力が低い人」だと思いました。
4.よくよく観察してみると…?!
しかしよくよく聞いてみると、どうも様子が違います。
第一に「昔話が多いこと」昔自分がどれほど大変だったか。どんな仕事をしてきたか…。
第二に「俺がいないと回らない」系の発言です。この部署は俺で持ってる。これがわかるのは俺だけだ…。
第三に「出世した昔の知人の話」昔教育したことのある現幹部の話などもよくします。
気づきました。新入社員のことなんて、後輩のことなんでどうでもいいんです。自分の話を聞いてほしかったのです。そして尊敬してほしかったのです。
5.どうしてそうなったのか。考察
子供の頃は親や先生が褒めてくれた。社会人になっても若手の頃は先輩や上司からの評価があった。しかしおじさんにはないんです。これが原因じゃないかなと。
社歴があがるほど、年齢を重ねるほどにやってきたことは肯定したい気持ちが強くなっていく(承認欲求の増大)。これに対し、減っていく評価。思えば無茶なマウンティングを仕掛けてくるおじさんは社内評価が高くない人が多いように思います。
結果、
承認欲求>>>>>>他者からの称賛,評価
となり、強引なマウンティングが引き起こすのではないか。と思うようになりました。
6.マウンティングおじさんとの付き合い方
褒めてあげる。と素直に喜ぶおじさんはそうしましょう。多分デレます。
調子にのるタイプは全力で無視するか。こっちも知識をひけらかして撃退しましょう。